先祖が苦労して開拓してくれたこの土地に感謝しながらお米作りを続けてきました。
そんなある日｢島田農園のお米ってどこで買えるの？｣という意見をお客様から頂きました。
ぼくは返答が出来ませんでした。
どうしたら僕の作ったお米をお客さんの所まで持っていけるか考えました。
当時｢えにわ道と川の駅かのな｣の話があり真っ先にお米の販売をさせて頂き消費者の手に届くようになってきました。
そのうちに、こうした思いで作っているお米作りをぜひ子供たちにも体験してほしいと思い、農業体験をすることにしました。
田植えももちろんですが、虫や土に触れた子供たちの笑顔がとても輝いていて｢島田農園は楽しい、農業は楽しい。｣と言われ、今でもたくさんの子供たちが農業体験をしています。
農業のこれからは決して明るいものではなく、この恵庭林田地区からも若い人たちがたくさん出ていってしまします。そんな林田にこれからももっとたくさんの子供たちを呼んで、農業をもっともっと身近なものと感じてもらい、これからは自分が新しい農業で、この林田という地域が元気になるために開拓をしていきたいと思います。
